マイクロフィルム保存箱
インターセプトテクノロジ-とは?
ルーセントテクノロジー・ベル研究所において宇宙開発、軍事目的に開発された、 防錆剤、グリス、油等を一切使用せずに保存対象物の腐食防止を実現する技術です。 大気中にある腐食ガスを特殊銅粒子により吸着・中和し、保存対象の腐食を防ぎ、 かつバクテリアなどの滅菌効果をも実現する事が可能です。
特徴1
・腐食ガス・有害ガスに反応し、継続的に中和する
特徴2
・カビ菌・バクテリアを継続的に殺菌する
特徴3
・腐食ガスと反応した保存箱は内側が黒く変色する為、包材交換時期が明確に判る
中性紙箱との比較
種類 | 中性紙箱 | インターセプトテクノロジー |
酢酸 | 発生した酢酸は中和出来ない為、一度劣化が始まると反応を遅らせることは難しい。 | 酢酸が発生しても中和される為、劣化反応を遅らせることが可能。 |
その他腐食ガス | 外気に含まれる有害物質を若干は吸着するが、すぐに飽和状態となり交換が必要。 | 有害ガス、酢酸を継続的に吸着し続ける。 |
カビ・真菌 | カビの発生は湿気の管理によって予防する事は可能だが、殺菌は出来ない。 | カビの菌、バクテリアを継続的に殺菌可能。 |
交換時期 | 交換時期は解らない。 | 飽和状態になると、保存箱が黒く変色(酸化銅になる)する為、交換時期が明確にわかる。 |