「文化遺産資料の静止画デジタル化に関する技術ガイドライン」 に準拠した画像品質評価ツール

GoldenThreadシステムとは?
機器の性能評価に使用する「デバイスレベルターゲット」と、スキャン原稿の横においてイメージの品質確認に使用する「オブジェクトレベルターゲット」、これらのイメージを読込み品質評価をするソフトウェアがセットになっています。
専門的な知識が無くてもグレー階調、色の精度、解像度、ホワイトバランス、色収差、ノイズ、照明の均一性等の様々要素を解析して、客観的な数値としてイメージ画像を評価できます。

こんな問題を解決します
画像品質評価から曖昧さを取り除くことで、コレクション管理者、サービスプロバイダー、デジタル化機器メーカーの三者間で業務を効率化することができます。

【コレクション管理者(図書館、博物館、美術館)】
・大量のイメージデータの確認が出来ないため、仕様にあっていないイメージが納品されていた事がずっと後になって分かった。
・電子化作業で使う機器がA社とB社で違うために、出来上がったイメージの品質がばらばらになってしまった。

【サービスプロバイダ(デジタル化作業)】
・作業を始めてからエンドユーザーの要望仕様が高すぎてコストに合わないことが分かった。
・お客様との打ち合わせで確認を取っていたが、作業後にイメージの品質に対してクレームが入ったが、品質的に仕様範囲内である事を証明できない。
・機器の不具合を見逃してイメージが作成されてしまい、再作成のイメージの抜出を人の目で検証すると時間がかかったり、見落としの可能性もあるので結局全てやり直した。

【デジタル化機器メーカー(スキャナ、カメラ、レンズ、他)】
・カメラ、スキャナの性能が要求仕様を満たしているか簡単に確認したい。
・機器の設置・点検・修理作業等の終了時に、お客様も簡単に確認できる品質確認ツールが欲しい。

また、評価項目・合否判定の許容値はカスタマイズすることもできますので、お客様の希望に合った独自の基準での評価も可能です。

GoldenThread NXT